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2017年11月2日、桐生市民文化会館シルクホールで在校生、教職員、同窓生、来賓等1300名余の出席のもと、創立100周年記念式典を挙行した。
式典では国歌斉唱のあと、物故者に黙祷をささげ、田口哲男校長が桐生の人びとの熱い思いで生まれた桐高の歴史と伝統を振り返り、式辞を述べた。県教育委員会の青木章子委員は「常にパイオニアとしての気概を持って取り組んで欲しい」との激励の挨拶があった。
さらに、実行委員長の宮地由高同窓会長は「2021年に桐生女子高校と統合してできる新高校は県下トップをねらえる」と未来を展望した。
その後、ここ10年間の歴代の校長、PTA会長と百年史編集者に感謝状が贈呈され、
生徒代表の 君(2年) 、高瀬要君(2年)、松井貴哉君(1年)が「全てに主体的に取組む」「可能性に目を向け自分を高める」「未来へ伝統をつなぐ強い意志を持つ」と力強く宣誓した。来賓祝辞(地元県議、桐生市長、県高等学校協会)のあと、記念事業としてプロジェクターやスクリーン、タブレット端末機器などのICT(情報通信)機器が寄贈され、生徒会長の小林勇哉君(2年)が謝辞を述べた。最後に、吹奏楽委員会の演奏にのせて全員で校歌を斉唱し、100年の節目をかみしめつつ記念式典は終了した。
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講演中の山口 晃氏
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式典のあと記念講演会が行われた。講師は昭和63年卒業のOBで画家の山口晃さん(48歳)。絵を描くことは少年時代から好きであったが、進学した東京芸大では悩み、一時絵を描くことができなくなったという。お絵画きは好きだという「内発性」だけで描けたが、芸術は西洋の技術や動向の輸入で「外発性」に因るところが大きいからだという。
その後、油絵で好き勝手に大和絵を描くということに挑み続けているが、ゴールはなく常に学び続けて行きたいという。時にユーモアを交えながら語り、最後に桐高生へは「私もいまだ道半ば。足るを知るために今は貪って下さい」とメッセージを発して講演を締めくくった。
なお、「桐生高校100年史」の表紙は山口晃さん作の桐生をモチーフにした都市俯瞰図「ショッピングモール」である。
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【記念祝賀会】
講演会のあと、会場をスカイホールに移して、同窓会主催による記念祝賀会が盛大に行われ、同窓会に永年貢献された次の8名の方々に感謝状が贈られた。
阿部高久様 大西章雄様 杉戸信雄様 高原幸男様 原博孝様 山口隆久様
吉田正彰様 渡邉 保様 (50音順) |
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100周年を記念して、次め四つの事業を行った。
① 桐生高校百年史刊行(同窓会事業)
節目の100年を迎え、同窓会の記念事業として「桐生高校百年史」(上巻・下巻 写真・校歌のDVD付き)が刊行されました。昭和39年の火災による資料の焼失は、本校校史編纂の大きな障害でした。昭和34年卒の元本校教諭の木本富雄先生を中心とする編集委員の方々の並々ならぬご労苦のうえ完成しました。
表紙は山口晃さん作の桐生をモチーフにした都市俯瞰図「ショッピングモール」です。
残部が若干ございますので、頒布(価格3,500円)ご希望の方は、同窓会事務局にご連絡ください。
*「100年史」
企画・資料収集・執筆
木本富雄(昭34年卒)
校 閲 川口 節(昭43年卒)
資料校正 水野久恵(事務局員)
企画調整 新井久夫(昭48年卒)
資料整理 伊東利夫(昭55年卒)
調 査 斉藤利男(昭58年卒)
担当役員 辻 正男(昭43年卒)
〃 伊藤正道(昭44年卒)
* DVD
企画・資料収集・編集
木本富雄(昭34年卒)
AD 水野久恵(事務局員)
ミキシング
茂木省三(昭49年卒)
音 楽 常葉 純(昭33年卒)
〃 小山裕之(昭54年卒)
② 同窓会名簿刊行(同窓会事業)
桐生高校創立100周年を記念し、同窓会名簿第15号(平成29年度版)を発行しました。
多くの方々に広告、賛助金などのご協力をいただき心より感謝申し上げます(担当、増田浩三、伊藤正道)。
なお、事務局には残部が数十部ございますので、ご希望の方はご連絡ください。
③ ICT機器寄贈・整備
「タブッレト端末50台」「ICT機器」等を同窓会が購入し、学校に寄贈した。
④ 100周年記念物品等作成・頒布
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100年史とDVD |
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昭和34年卒 木本 富雄
桐高図書館にはかなりの蔵書が有ります。しかし同窓の先輩たちの著作物は、
ほんの僅かしか見あたりません。2万有余名の卒業生各位は、様々な分野で活躍され、
その著作物も多く、一書店ではよく見かけます。
そこで在校生が先輩諸氏の著作物を閲覧・活用し、知的刺激、将来への指針等の
一つにしてもらってはどうかと、ここに先輩たちの著作物の学校図書館への寄贈を
お願いいたします。
専門書・随筆エッセイ・小説・詩歌、自費出版物、仲間での共著本や思い出の記等々、
お送りください。将来、桐高図書館に「先輩コーナー」を作ろうではありませんか。
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