桐生高校同窓会
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平成21年度定期総会



合唱団「山紫」の合唱 


賀吹奏楽委員会による演奏


賀詞贈呈


喜寿を迎えられた12人

 「平成21年度桐中・桐高同窓会定期総会」が平成21年6月27日(土)午後3時から桐生市市民文化会館小ホールで開催された。昭和50年卒が幹事学年を担当(代表松島宏明氏)し、昭和57年卒が副幹事学年として補佐した。
総会前のアトラクションでは、OBが構成する合唱団「山紫」による見事な合唱が、初めて披露された。指揮者の解説を交えながら、「もみじ」「校歌」等がピアノを伴奏に歌われた。次に吹奏楽委員会が「ファンタジアⅠ織姫」等を演奏し、会場の雰囲気を華やかにした。
 総会は坂口武氏(昭和50年卒)が司会を務め、阿部副会長の開会のことばで始まった。物故会員への黙祷が捧げられた後、宮地同窓会長、続いて栗田裕桐高校長が挨拶した。出席者の中で喜寿を迎えられた方々への賀詞贈呈が行われた後、椎名祐司氏(昭和50年卒)を議長として議事に入り、辻副会長から平成20年度事業報告、会計の松島氏から会計報告、会計監査の吉田氏から会計監査報告が行われた。更に、役員改選の年に当たるため、役員改選案が提出された。承認後、辻副会長から平成21年度の事業計画案が、会計の松島氏から予算案が提案され、慎重審議を経てすべて可決された。
 今総会では、「創立百周年記念誌刊行委員会」の名称が正式に承認され、また、OB・現役の活躍の様子が多く見受けられた。群馬大学工学部長に就任された板橋英之氏(56年卒)の紹介と挨拶があり、「生命のメッセージ展」を自ら桐生で開催する長岡昇汰君(現2年生)が来場者を募るPRを行った。他にも、事務局員の諏訪園晴美さんの紹介があり、事務局副委員長の園田氏から、同窓会の活性化と親睦を深めるために、期別幹事の募集や各種情報提供のお願いがあった。同窓生・現役がそれぞれに力を発揮し、事務局の体制も整ってきた感がある。総会は、川島副会長により閉会のことばが告げられ終了した。
  総会と並行して第3回作品展が開催され、絵画、書、写真等47の作品が寄せられた。
 また、特別展示として今年3月に逝去された前副会長の下山嘉一郎氏の追悼展示や本校文芸部誌「洋灯」の展示、同窓生著作の寄贈図書の展示も行われた。

宮地 由高 会長


栗田 裕 校長


辻 正男 副会長と役員


司会の坂口 武 氏


板橋 英之 群馬大学工学部長

阿部 高久 副会長


川島 康夫 副会長


松島 宏明 会計と役員


議長の椎名 祐司 氏


「生命のメッセージ展」をPRする長岡 昇汰 君

           
定期総会懇親会

 講演会終了後、同会館4階のスカイホールに会場を移して、懇親会が盛大に開かれた。
 出席者は昨年、一昨年に続き約300人に上り、開演前から盛り上がりを見せた。
 開演前に総会でも紹介された現2年生の長岡昇汰君が自ら桐生で開催する「生命のメッセージ展」をPRし募金を募った。
 宮地同窓会長の挨拶、栗田 裕校長、亀山豊文桐生市長、石原条みどり市長の挨拶がありその後乾杯で会はさらに盛り上がった。
 旧友との久しぶりの再会に顔をほこるばせ、昔話に花を咲かせる姿があちらこちらで見え、会は活気と和やか吉に溢れて、大いに盛りよがりを見せた。
 次年度の幹事団への引継ぎも無事に終わり、例年のように校歌斉唱とバンザイで会を〆た。

懇親会風景


宮地 由高 会長

「生命のメッセージ展」への募金


亀山 豊文 桐生市長


栗田 裕 校長


懇親会の〆のバンザイ

塚越 前会長の米寿のお祝い


石原 条 みどり市長


幹事学年の引継ぎ


校歌による懇親会の〆



平成22年度定期総会講演会





講演中の鹿沼 達哉 氏

『群馬県がん医療最前線』
群馬県立がんセンター副院長
鹿沼 達哉 氏(昭和50年卒)


講演会要旨
  定期総会後の講演会では、群馬県立がんセンター副院長を務める、昭和50年卒の鹿沼達哉氏が講演を行った。氏は、聴衆に問いかけながら、がんセンターでの治療方法や施設、今後について分かりやすく説明された。
 日本での死因第一位は、癌である。男性の二人に一人、女性の三人に一人が癌で亡くなっている。氏は、治ればよいというこれまでのやり方を反省し、上手に治す必要があると話す。重粒子線であれば、癌細胞に集中でき、皮膚へのダメージが小さい。これまでは「弓矢でなくハンマー」だった。DNAの二重らせんを切ることで再生できなくしていく。ただし、短所もある。癌細胞に正確に照射しなければならない。そのための固定具を作製する必要があり、その分、費用がかさむ。全身に広がった癌など、適応とならないものもあるが、手術・放射線・化学療法のどれも長所と短所がある。それらに比べて重粒子線治療は、短期間で効果が大きく、きれいに治るという魅力がある。
 氏は、重粒子線治療を中心とした医療体制の普及に邁進し、まさに群馬県の医療を最前線でリードされている。今後の重粒子線治療とあわせて、大きな期待感をもった講演であった。

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